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住まいる・nao平野が、日々の生活を通し、お家ショールームを例にとりながら、収納の極意をお教えします!
父が亡くなってちょうど4年、元気だった母が父の後を追うように逝ってしまいました。本当に元気だったので、生活したままの家がそんぐり残され、遺品整理を少しずつしています。この中に『スッキリ住まい』の極意が隠されているような気がするのです。何でも捨てるのではなく、上手に整理していきませんか?
電化用品は、娘が結婚したり、姪が独立したりして、使ってくれることになった話はいたしましたね。次は台所用品です。使えるものが沢山ありました。
先ずは、母が無類の綺麗好きだったこと。次に、ガスコンロをIHクッキングコンロに交換した時に、お鍋を買い替えたため、まだ新しかったこと。三番目に、古くなったものを買い替えたのにもったいなくて新しいままに残されていたこと。
【東松島市ののびる幼稚園へ】 給食室で使われています。
【それぞれの家庭で】 日本の世帯人数は2人を切り、小さいお鍋は皆さん重宝されているようです。
【我が家で本物に替えたもの】 左が、ずっと使っていたプラスチックのお盆、右が仕舞われていた新しいお盆
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【エピソード】 のびる幼稚園は、津波に襲われましたが、2014年に矢本で再興されました。その時、いままではお弁当だったのですが、週何回か給食が無ければ若いママたちの心をつかめない(?)というわけで給食室が作られました。では、ボールやざるも必要でしょうとお送りしました。
2020.7.21 ofutarisama
父が亡くなってちょうど4年、元気だった母が父の後を追うように逝ってしまいました。本当に元気だったので、生活したままの家がそんぐり残され、遺品整理を少しずつしています。この中に『スッキリ住まい』の極意が隠されているような気がするのです。何でも捨てるのではなく、上手に整理していきませんか?
家具は、大物ですね。これに関しては、「捨てない技術」が及ばないものもありました。タイトルに誤りがありますが、「極力捨てない技術」として許してください。
先ずは、母のお嫁入りの和箪笥です。思い出の詰まった箪笥です。母は、戦後数年たった時に結婚しましたので、少し世の中も落ち着き、ものが出回ってきたところでした。祖父母が揃えてくれた一棹で、正直一見したところ総桐箪笥に見えますが、引き出しの底などは杉です。高級品ではありませんが、地元の桐箪笥やさんに再生してもらうことにしました。
【私の着物の小物入れへ】 母の婚礼箪笥の再生前と再生後
金具は元のまま、昔の箪笥は幅が小さくたとう紙が入らないので、今は和装小物入れに使っています。
【金具はそのまま】寿の文字や松竹梅の模様が入っておめでたい金具です。
【残念ながら処分した家具】 父も洋服ダンスを結婚の時に持ってきました。それは、扉が外れ、ところどころ剥げて傷だらけでしたが、母も捨てられなかったのでしょう。納戸の奥にひっそりと置いてありました。こちらは、再生することもできませんでしたので処分しました。(写真はありません)また、家族が増えて少しずつ家具が増え、そのつどしっかりした家具を買っていたつもりでしたが、プリント合板の時代となり、合板が剥がれておりましたので処分しました。
【泣く泣く処分した家具(左)】 座卓は、父と母の新婚時代のものだったはずで、却ってプリント合板ではありませんでした。まだまだ使えたのですが、立派な新しいもの(写真右)が有り、こちらは我が家が譲り受け、古い方は処分することにしました。
【ご近所様へもらわれた家具】 洋服ダンスは(写真奥)、歩いて2分のご近所の方に使ってもらうことになりました。「もったいないけど我が家にも置くところないしなあ」「○○さん、古い洋服ダンス処分して、これ持ってたらどう?」と言うご近所さんどうしの会話で決定しました。○○さんの古い洋服ダンスは、やはり50年ほど前の新婚時代のものだったそうです。移動は廃品回収の方がして下さいましたが、引き取ってもらう時は、ここが問題かなと思いました。
【意外と好評だった家具】 カラーボックス、プラスチック引き出しケース等の隙間家具です。納戸やガレージや押し入れで使ってもらえることになりました。軽いのでお持ち帰りも楽でしたよ。
【姪がもらってくれた家具】 姪が結婚することになり、テレビ台とスリッパ立をもらってくれることになりました。新婚さんに申し訳なかったけど、本人の希望です。家を建てた時にその家に合った家具に買い替えてもらえればと思います。
【修理して使った家具と子供椅子】 子供部屋にちょうど良いと我が家に持ってきて、取っ手を修理しました。母が使っている時に修理してあげればよかったと思っています。ベビーチェアは、孫にピッタリ!これは、安定性があって、踏み台にもピッタリ!
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【エピソード】 皆さんには、ぼろぼろの箪笥に見えるでしょうね。これは兄が生まれた時のベビー箪笥です。「子供用のベビーダンスではなくて、大人のしっかりした箪笥を買ったのよ。ベビーダンスはちゃちでしょ!」と母は言っていました。私にも思い出がいっぱいい詰まっていて、扉のところには賞状とか通知表とか大事なものを入れてくれました。扉のカーテンは何回も母が自分で張り替えていました。最後は、父と母の下着入れとして便利に50年以上使われてきたものです。ご苦労様でした。今でも処分したことに心が痛みます。
2020.1.24 ofutarisama
父が亡くなってちょうど4年、元気だった母が父の後を追うように逝ってしまいました。本当に元気だったので、生活したままの家がそんぐり残され、遺品整理を少しずつしています。この中に『スッキリ住まい』の極意が隠されているような気がするのです。何でも捨てるのではなく、上手に整理していきませんか?
どうしてこんなに未使用タオルがあるのでしょう?今も引き出物の人気商品はタオルだそうですね。たぶん、箱入りタオルは何かのお返しでしょう。会社の名前が入ったタオルだけで小さな段ボールにいっぱいになりました。未使用の真新しいタオルは、結婚した娘達に、一人暮らしを始めた姪に、我が家にと配りまくりました。写真の箱は配った後の残りです。この倍はありました。まだまだタンスの引き出しに3段分あります。タオルは一生分ありそうです。「タオルはタオルでまとめる」これが、『スッキリ住まい』の第一歩!
【必要な方へ】 名入りタオル・箱入りタオル・箪笥にあるタオル
【エピソード】 会社名が入ったタオルは、茨城の障碍者福祉施設にお送りしました。その施設では、おむつを替えた後に暖かいタオルで綺麗に拭いてさしあげているとのこと。どれだけあっても足りないのでとても感謝されました。
2018.9.07 ofutarisama
リフォームの前に、ぜひ、住まいる・naoお家ショールームへお越しください。